助産師が4つの基礎を伝授!赤ちゃんのお世話講座

妊娠出産

ninaruオンライン教室

6月21日(土)13:00〜14:30受講

新生児とは、生まれて28日未満のことを言う。

★産後の赤ちゃんの生活。

・睡眠サイクルは昼夜の区別なし。

夜、起きる事が多い。→

陣痛は夜に多い。夜、天敵がいない時に出産するので。

その名残があって天敵がいない夜に、赤ちゃんは動いてしまう。

・授乳は2~3時間おき

・おむつ替えは1日10回以上

胃が小さいので、ちょこちょこ授乳させる。

おむつ替えをしたり、ゲップをさせたりする。

口からこぼすので服を変えたり、首の位置を変えたりとか、やる事たくさんある。

★知っておきたい!「想像以上に〇〇だった」

・思った以上に赤ちゃんが夜寝ない

・思った以上にママ・パパの睡眠がとれない

・なかなか赤ちゃんが泣き止まない

・赤ちゃんの肌トラブルや病気(母子ともに入院することも)

・授乳の負担が大きい

(回数が多い、準備が大変、なかなか飲まない、母乳が出ないなど)

★産後1ヶ月のやることリスト。

産褥期のお母さんのサポート

2~3時間おきのミルクと授乳

1日10回ほどのおむつ替え

沐浴、肌のケア

2週間健診

1か月健診

出生届などの各種手続き

お七夜、お宮参りなどのお祝い事

家事

産後は全治1ヶ月の交通事故と同じ状態。

ホルモンの状態で精神も不安定。

お母さんしか出来ない育児は母乳、授乳のみ!

あとは全て、お父さんがやる。

慣れない育児に加え、心身の大きな変化も。。。

産後1ヶ月は、お母さんにとって一番つらい時期。

★沐浴のキホン

・沐浴=生後1か月未満(新生児)のお風呂のこと。

・新生児は免疫機能等が未熟なため、大人とは別にお風呂に入れる

→1か月健診で問題なければ、大人と一緒にお風呂に入ってもOK。

・新陳代謝が活発でおむつ替えも頻繁!毎日お風呂に入れてあげよう。

新生児の赤ちゃんは外出させない。だけど毎日お風呂に入れる。

・沐浴は、全身観察するとても大切な機会

→服の上からは見えにくい胸や背中などをみて、異常がないか確認する

・沐浴は大事なスキンシップの時間!楽しんでお風呂にいれよう

★沐浴で大切なポイント。

・毎日同じ時間帯の沐浴を心掛ける

大人と同じ生活リズムにすると夜型生活から朝型生活に、赤ちゃんも変わっていく。

・お湯の温度は38~40度に設定

・のぼせてしまうので、5分くらいを目安に行う。

★沐浴で使うアイテムの準備

沐浴の場所を決めてからベビーバスの種類を考えよう!

・ベビーバス

・洗面器

・體を洗う&體にかけるガーゼ

・ベビーソープ

・湯温計

ベビーシャンプーは髪の毛が生えてから。

それまではベビーソープでよし。

長い人は1年くらいベビーソープを使ってる。

慣れてきたらシャワーでも可。

赤ちゃんを洗う時は、

中途半端ではなく、しっかり寄りかからせる。

★着替えの準備

・保湿グッズ

・おへそケアグッズ(綿棒など)

・長肌着&短肌着

・おむつ

★沐浴のポイント

・沐浴の際は、肌の状態も観察してあげる

・皮膚が重なり、しわになっている部分は汚れが溜まりやすい

・うつ伏せで洗う際は、大人の利き手に赤ちゃんの胸をしっかり寄りかからせる

★沐浴後は保湿をしよう

・保湿は大切!季節を問わず保湿をしよう

・保湿することで赤ちゃんの未熟な皮膚のバリア機能を守る

・皮膚の保湿で食物アレルギーを防ぐことが期待できる

・ミルク、ローション、オイルなどは季節によって使い分けるのがおすすめ

★沐浴後は保湿をしよう

・湿疹ができても保湿をする

・湿疹が多くなる場合、早めに小児科や皮膚科を受診し、赤ちゃんに適した保湿剤をもらおう

ベビーパウダーは極力しない、乾燥するので。

皮膚の保湿で食物アレルギーを防ぐことが期待できる。

★肌着の着せ方

肌着の種類

・短肌着、長肌着

・コンビ肌着

・プレオール

・ドレスオール

・2WAYオール

・ロンパース

2WAYオールがベスト、使い分け出来るので。

冬場は着る毛布がオススメ。

★肌着の枚数

新生児期はほとんど家にいるため「短肌着+長肌着など」で過ごす。

・新生児期:大人の服+1枚

・生後1~2か月:大人の服と同じくらい

・3か月以降:大人の服-1枚

吐き戻しなどでよくお着換えするため、5枚ほど用意しておくと◎

★肌着の素材&洗濯

・通気性、吸湿性がよく、洗濯しやすい麵素材がおすすめ。

・生まれる季節によって素材を調整(春夏→薄手、秋冬→厚手)

★肌着の着せ方

・赤ちゃんの動きに逆らわないのがコツ。

・迎え袖や関節を意識して、なるべく短時間で終わるように。

赤ちゃんに服を着せたら、最後、下から、ピッピッピって引っ張る。

★おむつ替えのキホン①

・授乳前と授乳後はおむつをチェック。

授乳後もチェックするのは、授乳すると便を出すことがあるから。

・「便」はおしりかぶれの原因になるため早めに交換。

・「尿」はぐっすり寝ているときに無理に交換しなくても大丈夫。

★おむつ替えのキホン②

男の子

・陰茎、陰嚢のうらをしっかり拭こう

・尿でもお尻まで濡れるので毎回しっかり全体を拭く

・おしっこラインは前につきやすい

女の子

・上から下の方向へ拭こう

・白い胎脂や透明なおりものが付く場合があるが、無理に拭き取らなくて大丈夫

・おしっこラインは後ろにつきやすい(見落としやすい)

★おむつ替えのポイント

・おむつ替えの前におむつを拡げて用意する

・足首をしっかりもち、お腹に近づけると股が開き拭きやすい

・腰のところまで濡れている場合があるため確認を

・ギャザーを拡げることを忘れずに

目を拭う時も陰部を拭く時も往復させない。

往復させると菌が目や陰部に入ってしまうから。

おむつ交換は、膝を曲げて、足を胸に近づけて、両足首を掴む。

決して足を上に伸ばさない。

まずは、おむつの内側の、汚れていない綺麗な部分で便を拭く。

そのあと、汚れた部分を内側にして畳み、

外側の綺麗なおむつの部分で作業台を作り、おしり拭きで綺麗におしりを拭く。

1日10回以上、おしっこ、うんちをするので、

おしり拭きをおむつに包みながら極力コンパクトにして捨てる。

おむつは病院で何を使ってるか、聞いてみるのもよい。

おむつ用のゴミ箱や袋は用意してもしなくても良し。

★ミルクの作り方のキホン

粉ミルクは、明治ほほえみがオススメ。

母乳とほぼ同じという研究結果が出ている。

・清潔が基本。月齢にかかわらず調乳する際は消毒を。

・ミルクは70度以上のお湯で溶かす→ミルクの減菌。

・混ぜるときは円を描くように大きくクルクルと回す。

・調乳後は2時間以内に使い切る。

・口をつけたミルクは使用後すぐに捨てる。

160ccの新生児用の哺乳瓶を用意する。

粉ミルクのスプーンは毎回洗って保管。

熱々のミルクを人肌まで流水で冷やす。

手首の下の内側に置いて、少し熱いくらい。

★ミルクの作り方のポイント

・お湯は都度沸かすと大変。お湯の確保について話し合おう。

・飲む量や回数、場所に合わせて、缶ミルク、個包装ミルクを検討する。

・完全母乳を考えている場合でも、ミルクの準備はしておくと安心。

自分が笑顔になれる育児方法をする。

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