「赤ちゃんのために妊娠初期からできること講座」

妊娠出産
6月19日(木)20:00〜21:00受講。

★妊婦健診の目的
・妊婦さんに関するチェックをする。
正常に経過してるか?
リスクの高い妊娠の早期発見。
分娩時期、分娩方法の決定。
妊婦さんの不安や悩み相談。
合併症の確認。

★妊婦健診の全体像は?
・妊娠初期〜23週
回数4回、4週間に1回
・妊娠24週〜35週
回数6回、2週間に1回
・36週〜
4回、1週間に1回

★健診前の準備
・血液検査前の食事について
血糖の検査をクリアするために、絶食とかするのは良くない。普段通りでいい。
医師への質問があれば、メモなどして、まとめておく。
着脱しやすく、ゆったりとした服装にする。

★毎回の健診
健康状態の把握。
血圧が正常か。
浮腫(むくみ)→妊娠高血圧症候群の早期発見。
尿検査→尿たんぱくや尿糖が出てるか。
体重→妊娠中の体重の増え方が順調か。

★超音波検査(エコー検査)
超音波を当てることにより、お腹の赤ちゃんの様子を映し出して調べる検査。
毎回の健診で行うことがほとんど。
検査方法
妊娠10週くらいまで→主に経腟法(膣の中に棒状の機械を挿入して検査)
妊娠10週以降→主に経腹法(お腹の外から検査)

妊娠初期は、
子宮内の胎囊、赤ちゃんの心拍確認、赤ちゃんの大きさの測定、子宮に以上がないか確認。

妊娠中期、後期は、
赤ちゃんの発育の確認。
子宮、胎盤、羊水量に異常ないか確認。

★血液検査
各時期に1回ずつ。
妊娠初期
主に血液型、貧血、血糖値、感染症の検査。
妊娠中期、後期
貧血、血糖値の検査。

★血液検査でわかる感染症
B型肝炎ウイルス
C型肝炎ウイルス
HIV
梅毒
赤ちゃんに感染させないための検査。
HIVは偽陽性が出ることもあるため、陽性が出ても過度に不安にならないように注意。

・風疹ウイルスの抗体が妊婦さんにない、または抗体が低い場合、赤ちゃんが先天性の病気を持って生まれてくるリスクがある。

・性器クラミジア
出産時に産道から赤ちゃんに感染することがある。陽性の場合は薬で治療を行う。
検査時期と回数は、妊娠初期〜30週までに1回。
検査方法は、子宮の入口の細胞を綿棒でこすりとる。

GBS
赤ちゃんが感染すると、肺炎や髄膜炎、敗血症など重症感染症を起こすことも。
陽性の場合、出産時に参道からの感染を防ぐ対応がされる。
妊娠35週〜37週の時期に1回。
膣の入口付近と肛門周囲の細胞を綿棒でこすりとる。

医師も万能ではないので、助産師さんや受付の方に聞いたほうがいい場合もある。質問は聴き分けたほうがいい。

・超音波検査で性別を確認してるが、性別を間違える事もある。必ずしも確定診断ではない。性別が判別しやすい時期は、20週前半〜25週。30週台後半になると逆に性別が分からなくなる。チンポが見えなくなるからだ。



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