管理栄養士が教える「離乳食の入門」講座

妊娠出産
6月9日(月)14:00〜15:00受講

離乳→おっぱいから食べるお口に。
★離乳食を始める4つのタイミング
①首が座ってから。
②手で支えてひとりで座れる。
③両親が食べているものに興味がありそう。
④スプーンなどを口にいれても舌で押し出すことが少なくなった。

★初めての食材の与え方
・平日日中午前中がベスト→病院に行けるから
・食材はすべて火を通す
・赤ちゃん用離乳食スプーン1さじから。
・授乳回数は欲しがるだけOK
・母の膝のうえに抱えて、目と目を見て、笑顔であげる。赤ちゃんが怖がらないように。
・片方の腕を抑えて抱っこする。もう片方の腕は母父の脇の下へ。
・与える角度はミルクを飲ませるより少し縦抱き。下唇に置く感じ。

★べぇーっとする理由は、
赤ちゃんは舌を前後に動かすことが出来ないから、勝手に舌が前に動いて押し出してしまう。→最初は、スプーンに慣れたり、口の中に離乳食を入れる体験を。

★大きさ、固さの目安。
・初期
最初ポタージュ状→1週間後ペースト状→2週間後マッシュ状
・中期
豆腐くらい
・後期
バナナくらい
(歯茎でつぶす)
・完了期
肉団子くらい
(歯茎で噛む)

★10倍がゆの作り方
ごはん30グラム
水200ミリリットル
・ご飯粒をすり鉢で潰す、そのあと、茶こしでこすと、なお良い。
・お湯で固さを調整
・小分けして冷凍保存

・基本は、アレルギーの少ないおかゆから始める
テユ新しい食材は、1日1種類、必ずひとさじずつから。

・乳児の様子を見ながら量を増やしてく
慣れてきたら、じゃがいも、さつまいも、野菜の順番に。
さらに慣れてきたら、豆腐、白身魚、茹でた卵黄。

★フリージングのコツ
・冷凍庫で氷を作るみたいに作って、ジップロックに。
・冷凍したら1週間以内に消費。無味なので味が移りやすい。

★調味料はいつから?
・初期は調味料は使用しません。

・乳児ボツリヌス症予防のため、
はちみつは、満1歳までは使わない。
惣菜やドレッシングの中に、
はちみつが入っていたりするので注意!

・刺し身や魚卵は、3歳以降から。

・そばは、強いアレルギー症状が出る場合があるので1歳以降から。

・食物アレルギーの症状は、再現性があるので、1回だけじゃ食物アレルギーかどうか判断できない。

★鶏卵、牛乳、小麦3つの食物アレルギーが多い。耐性を獲得していくことから小学校入学前までに治ることが多い。
最近は、くるみの食物アレルギーが増えている。

★離乳食は遅らせるべきか?
・離乳食を遅らせることでアレルギー予防効果があるという話がある。

・2ヶ月くらい続けると、口の中に食べ物を入れることに慣れてくる

・お口の発達速度は、それぞれ。麦茶や白湯は、生後5〜6ヶ月後から。

・出汁は、離乳食初期から使ってよい。

・冷凍した離乳食は、解凍後、再加熱する。

最後に、赤ちゃんも大事だけど、お母さんも、ちゃんとごはん食べてますか?も大事。


コメント

タイトルとURLをコピーしました