6月10日(火)20:00〜20:30受講
★臍帯、臍帯血。
臍帯はへその緒のこと。
臍帯血は、へその緒を流れる血液のこと。
臍帯、臍帯血には、生まれてからも役立つ幹細胞が含まれている。幹細胞には、私達の體をつくるモトとなる細胞。
★保管することで、どう役立つのか?
・血液疾患などで、第三者への提供。
白血病、再生不良性貧血、悪性リンパ腫など。公のバンク。
・子ども本人や家族の将来のために保管。
再生医療などに活用。
脳性まひ、低酸素性虚血性脳症、自閉スペクトラム症など。民間バンク。
★臍帯血を保管するメリットとは?
将来、赤ちゃん本人や家族が病気になった時、治療に活用できる可能性がある。
そして今後、活用できる病気が広がる可能性がある。
★臍帯血が活用できる病気になる確率は?
脳性麻痺は1000人に約2人前後
低酸素性虚血性脳症は1000人に約2.5人
自閉スペクトラム症は100人に約3人。
一般的に病気は、100人に1人となると高い確率。
★臍帯血を保管するデメリット。
お母さんの健康を害するデメリットはない。
お金がかかる。
治療の効果が期待できる一方、確実に完治できるとは言えない。
採取後、まれに保管できないケースも。
臍帯血採取の流れ。
出産の時にしか採取できない。
①赤ちゃんが産まれてから、臍帯を切り離す。
②臍帯の血管に針を刺し、臍帯と胎盤の中に残っている血液を事前に用意したキットで採取する。2〜3分くらい。
リスクは基本なし。
★臍帯血はどこで保管するの?
民間の場合、希望すればほぼ全国の病院で誰でも保管できる。
病院側から説明があるかどうかは病院によって異なる。
★臍帯血保管をすべきか?
子どもの将来のための保険のような捉え方。
今後活用できる病気が広がる可能性も視野に。
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