赤ちゃんの命を守る防災講座

妊娠出産

ninaruオンライン教室

6月29日(日)13:00〜14:00受講

子連れで被災した時のお母さんお父さんの声

・赤さんの夜泣きが止まなかった

・いつも通りの授乳ができなかった

・授乳中に地震が

・赤さんが避難所で體調不良に

・家具の下敷きになりかけて赤さんを必死で守った

赤さんに特化した防災が必要!

赤ちゃんとママパパの3つの「守る」

命…赤ちゃんと自分の命を最優先に守りましょう。

生活…好きなこと、好きなものはやめなくてOK。

健康…日頃している心身のケアを続けられる備えを!

命だけじゃなく、自分たちの生活の幸せの事まで考える。

防災は、

モノの備えだけでなく、行動の備えも。

なにかあった時に、どう行動していくか?を考えておく。

行動の備えとは?

①家の危険個所と避難ルートを確認(地震の際)

安全スペースの確保

・頭上からの落下物がない

・横から飛散するものがない

・割れ物がない

・火の元がない

まずは廊下や玄関先でもOK。

確実に安全な場所を確保する。

②被災時の連絡手段を確認

・SNSのDM

・171の災害伝言ダイヤル

毎月1日と15日のお試しの確認が出来る。

・三角連絡法(遠方を拠点に)お母さん経由で連絡を取り合うとか。

連絡方法を複数用意しよう。

③赤ちゃん連れ避難の注意点(地震の際)

家の中

・赤ちゃんを抱っこして頭を抱えて丸くなり、机の下などの頭を守れる場所に移動する。

・可能であれば安全な場所に移動。

・火は慌てて消さなくてもOK

【日頃からできる防災】

・赤ちゃんスペースの周りは落下、転倒しそうな物を置かない

・転倒しそうな家具はしっかり固定する

・家の中に安全なスペースを作る

外出中

・ベビーカー、自転車に乗っていたら

→速やかにおろして抱っこorおんぶに切り替え

・車に乗っていたら

→速やかに側道に寄せ、揺れがおさまるまで待機

・エレベーターに乗っていたら

→全ての階のボタンを押し、止まった階で降りる

防災グッズの3ステップ。

家庭内備蓄

・非常時も基本は在宅避難。最低3日は備えを。

持ち出しバッグ

・命の危険がある場合、生活が困難な場合に一時的に避難先で使用。おむつ、粉ミルク。

携帯ポーチ

・外出先で被災した場合に、一泊程度凌げるくらいの携帯用グッズ。

政府の推奨は7日間、家の中で過ごせるようにしておく事。

3日は家から出ない、引き籠る。

大人が3日間過ごすために必要な備蓄一覧

・水(1人、1日あたり2~3リットル×3日分)

・食料品(最低9食分)

→レトルト食品、缶詰、乾物など

・カセットコンロなどの調理器具

→ボンベは6本程度あると安心

・ラジオなどの情報確認手段

・携帯用トイレ

・生活用品、日用品

→ティッシュ、トイレットペーパー、ゴミ袋、マスクなど

・常備薬

・體温調整が可能な防寒具

・熱中症対策グッズ

・懐中電灯、電池など

特別なものを備えるより、普段から使うもの、食べたいものを切らさないことが大切

赤ちゃんを守るために必要な備え一覧

おむつ関連グッズ

・使い慣れた紙おむつ(1パック程度)

・おしりふき

・おむつ消臭袋

・携帯用おしり洗浄機(あると便利)

プチ備えのコツ

・おむつは今、使っているものをストックしよう。一つ上のサイズもあるとより安心。

・かさばるので、圧縮袋に入れるのがおすすめ。

授乳関連グッズ

・ミルク

・授乳用ケープ

・使い捨て哺乳瓶(紙コップでも〇)

プチ備えのコツ

・ミルクは「キューブタイプ」「液體タイプ」がおすすめ

移動関連グッズ

・抱っこ紐

・ネックライト(首から下げられるライト)

・反射材

プチ備えのコツ

・バスタオルを抱っこ紐として活用する方法も!

(動画でチェックしておこう)

・ネックライトは、両手が塞がっていても使えて便利&夜間の赤さんのお世話でも活躍!

(ヘッドライトのように頭を締め付けない)

食事関連グッズ

・離乳食、非常食

・使い捨ての携帯カトラリー

(スプーン、紙コップ、紙皿など)

・スタイ(よだれかけ)

・ビタミン剤

(災害時に不足しやすいため)

プチ備えのコツ

・普段のお出かけなどで、ベビーフードに少しずつ慣れておくのがおすすめ

その他のグッズ

・母子健康手帳、健康保険証、お薬手帳のコピー

・ガーゼ、タオル

・着替え、靴、防寒具

・おもちゃ

プチ備えのコツ

・母子手帳は「出産の状態」「乳幼児発育曲線」「予防接種の記録」のページをコピーしておくと◎

・おもちゃは、遊び慣れていて、電池不要で静かなものがおすすめ

備蓄のコツ①ローリングストックを取り入れよう

少し多めに備える

期限の近いものから使う

使った分だけ補充する

少し多めに備える

というように循環させる。

備蓄のコツ②フェーズフリーを取り入れよう

・普段の生活の中に、災害時に使うものを取り入れておく考え方。

・普段のお出かけで液體ミルクや紙コップでの飲ませ方に慣れておく

・普段の食事でカセットコンロを取り入れてみる

災害時の環境は?

不衛生…哺乳瓶の消毒ができない

モノの不足…必要なミルクや食品が手に入らない

ストレス…母乳が出にくく感じる。赤ちゃんがミルクや食事を受け付けない。

赤ちゃんとママパパの被災時の過ごし方。

ポイント

1、授乳をすると赤ちゃんは安心する

2、摂れるときに水分を摂ろう

3、食べられるチャンスがあれば少しずつでも

4、非常食も「バランス」が大切

5、なるべくあたたかくしよう

まずは安心して授乳、食事ができる環境を整えよう。

災害時の授乳に備えるために

衛生状態の悪化、緊張や疲れなどママへのストレスで母乳が出にくく感じることも。

急にミルクに切り替えても、うまく与えられない、慣れないミルクを赤さんが受け付けないことも。

日頃からミルクに慣れておくのがオススメ。フェーズフリーの考え方。

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